UBIソフトより発売されるXbox360用ソフト「Far Cry 2」の詳細ページがXbox.comにて公開された。
この詳細ページでは、スクリーンショットなどが掲載されている。
『雄大な光景が広がる、さまざまな動植物に満ちた豊かな大自然の地……
そんなアフリカのイメージは、『Far Cry 2』においてはまさしく幻想にすぎません。
過酷な自然のなかで生きる人々の息づかいが聞こえる、「リアル・アフリカ」がここにあります。
●紛争巻き起こる、混沌の地
舞台となるアフリカ某国では、長い間2つの武装勢力が利権を巡って対立を繰り広げ、毎日のように多くの人々が犠牲となっています。さらに、その陰には謎の武器商人「ジャッカル」の姿が……。
そんな混沌とした状況のなかに、主人公は傭兵としてただ1人で足を踏み入れることになります。
●すべてが「一人称視点」で描かれた世界
『Far Cry 2』では過酷なアフリカの光景すべてが、主人公自身の一人称視点で描かれます。例えば車に乗り込んで走り出すシーンや、負傷を治すシーン、マラリアが悪化して朦朧となる視界、などなど……。また、広大な世界を移動するのに不可欠なマップ画面は主人公自身が持つ地図として表現され、武器が傷んでいくさまは、ゲーム画面上で武器が実際に汚れていくことで表されます。
このように、一部のメニュー画面以外のすべてが主人公自身の視点で切れ目無く描かれることによって、プレイヤーはどっぷりとゲーム世界にひたることができます。
●プレイヤー自身が物語を紡ぎ出す
『Far Cry 2』では、めざすべき最終目標(「ジャッカル」の暗殺)こそ決まっていますが、そこに至るまでのストーリー展開は一本道ではなく、無限の広がりを見せるといっても過言ではありません。
さまざまな依頼を受け、ミッションを遂行していくことでゲームは進んでいきます。しかし、「主人公の悪名」「2つの武装勢力と主人公の関係」など、さまざまな条件によって、発生するミッションは変化していきます。このシステムによって、ゲームプレイのたびにストーリーの展開が変わり、プレイヤーの数だけ物語が生み出されるのです。
●敵か味方か?ひとくせある「バディ(仲間)」たち
プレイヤーが主人公として選ばなかったキャラクターたちは、ゲーム中にバディとして登場します(それ以外のバディも登場します)。バディたちはそれぞれ自分の目的を持って行動しており、そのなかで時には主人公の友人となり、時には敵に回ることもあるのです。
また、親密になったバディ(ベストバディ)は、さまざまな状況で主人公を助けてくれる、文字通りの「頼れる仲間」となります。逆に、危機に陥ったバディを、主人公が命を懸けて助けるようなことになるかもしれません。
●リアルな「炎」を戦いに活かせ
『Far Cry 2』のゲーム画面でもっとも目をひかれるのが、リアルな炎の表現でしょう。風にあおられて揺れる炎と、そこから吹き上がる煙……これらは映像のみならず、実際のゲームにも大きく影響を与えるのです。
●進化した「AI」の動きに注目
進化したAIによって、NPC(ノンプレイヤーキャラクター)たちの行動は非常にリアリティの高いものとなりました。例えば敵の見張りは、24時間ただ立っているのではなく、時間に合わせて休息をとったり、周囲を巡回したりします。また、戦闘中も負傷した味方を抱えて安全な場所に運ぶなど、非常に人間らしい行動を取るのです。
●充実の「マップエディター」機能を搭載
マップエディターでは、自由自在にカメラを移動して、そこからマップ上のさまざまな地形を動かしたり、オブジェクトを配置していきます。また、配置したものの外観をリアルに処理したり、天候などの細かい環境を設定することもできます。
「森林」「砂漠」など大まかに条件を設定し、ベースとなるマップを簡単に作れる機能も用意されており、お手軽派から作り込み派まで幅広いニーズに応える、充実の機能となっています。
完成したマップは4つのルールが用意されたマルチプレイヤーモードで使用可能です。』(Xbox.comより)
「Far Cry 2」は11月27日に7329円で発売。
現在amazon.co.jpにて割引価格&送料無料で予約受付中。
(太田)
Far Cry 2詳細ページ
マイクロソフトが運営するXbox.com内の「Far Cry 2」紹介ページ