■日経BP社 浅見直樹
和田さんはいかがでしょう。携帯をどうご覧になりますか。
■スクウェアエニックス 和田洋一
携帯ゲーム機ですか、携帯電話ですか。
■日経BP社 浅見直樹
プラットフォームとしての携帯。
■スクウェアエニックス 和田洋一
携帯電話、携帯ゲーム機。
■日経BP社 浅見直樹
携帯ゲーム機とか。
■スクウェアエニックス 和田洋一
携帯電話がなんで普及したかというと、マイクロペイメントと課金のプラットフォームとしてものすごく簡単だったんですよね。だからだと思っているんです。
電話機をゲームをする必然性はほんとはなくてですね、なんで普及したかというと、やっぱりコンシューマーということになりますと、簡単であることが重要ですから、さっきの課金は自由に設定できますといってもですね、一つの電話で50種類の課金があっても面倒くさくてそれだけでやめたくなっちゃうわけです。
ところが携帯電話というのは課金のプラットフォームとしてもものすごくシンプルにしたことで成り立ったと思っているんです。
ですから、携帯機としてどうかという議論と携帯電話の議論は違うと思っているんですよね。
携帯機ということでいうと、ライフスタイルにかなりよるんだと思います。
日本は圧倒的に携帯に向いていると思います。
おそらく、世界中でもっとも家にいる時間が少ない国民だと思うんですよ。
ほとんど外にいると思うんですよね。
自分の部屋にどれだけいるかとか、リビングにどれだけいるかというと、すごく少ないと思うんです。
ですから、やっぱりモバイルは強いですよね。
国によると思います。すぐ帰ってとにかくいつも家族でリビングにいるというところは、わざわざそれじゃなくても、その場で話せますから。
日本に関しては携帯ゲーム機の可能性はもっともっと広がると思います。
Part14に続く