フロムソフトウェアより発売されている「金田一耕助」シリーズの第2弾として、ニンテンドーDS用ソフト「八つ墓村」が発売されることが明らかになった。
それに伴いオフィシャルサイトがオープンした。
サイトでは物語や登場人物ページ等が公開されている。
ゲームのストーリーは下記の通り。
『四百年の古より語り継がれる”祟り”の伝承。
とある名も無き村で起こった凄惨な連続殺人事件の謎。
時は戦国の乱世。永禄9年、毛利一族に追われ、居城を逃れた8人の尼子家の武者たち。
いつかのお家復興のためと金三千両を持ち、とある名も無き村へと落ち延びた。
村人たちは、落ち武者たちを歓迎し、村へと迎え入れた。
そうして幾日が過ぎたある時。
落ち武者たちの隠し持つ三千両の財宝の存在に気付いた村人たちは、突如として豹変することとなった。
祭りの夜、落ち武者たちの不意をつき、彼らを襲撃。
一斉に突き出される竹槍、山刀。次々と8人を襲う村人。
その光景はまさに凄惨の極み。
死の間際、落ち武者たちの若大将は「七生までこの村に祟ってみせる」と叫び、絶命した。
落武者襲撃の中心人物であった当時の総代・庄左衛門は毛利家から莫大な山林の権利を与えられ、一躍近郷きっての財を得て多治見家の地盤を築き上げた。
しかし、ある夏の日。
庄左衛門は突如発狂し、村民7人を斬殺、そして自ら自分の首を斬り飛ばした。
その惨劇での死者の数は、8人。
奇しくも惨殺された落ち武者の数と一致していた。
落武者の崇を恐れた村人たちは、8人の屍骸を改めて丁重に葬り、八つの墓を建て、「八つ墓明神」と崇め奉った。
その後、いつの頃からか、その村は「八つ墓村」と呼ばれるようになった・・・。
昭和二十三年。
幼い頃に母・鶴子を失い、孤児として育った寺田辰弥は、ある日、奇妙なラジオの尋ね人放送を耳にした。
これまで消息不明となっていた父親の親戚筋から突如、捜索を受けたのだった。
祖父にあたる井川丑松という人物の訪問を受け、諏訪法律事務所で面会した辰弥は、自分が岡山と鳥取の県境にある八つ墓村の、400年も続いた資産家・田治見要蔵の遺児であることを知らされる。
そして、田治見家の後継ぎになるように言われるのであった。
その面会を果たしたその時、事件の幕は音も立てず開けるのだった。
丑松は、突如苦しみ出し、目の前で吐血し死亡してしまった。
浮かんでは消える真犯人。
真相が掴めぬまま次々と起こる凄惨な殺人事件の数々。
苛立つ村人たちと、祟りの伝承。混乱と恐怖の末に恐るべき真実の姿が浮かび上がる。』(フロムソフトウェアオフィシャルサイトより)
「八つ墓村」は4月23日に5040円で発売。
現在amazon.co.jpにて割引価格&送料無料で予約受付中。
(会田)
八つ墓村
「八つ墓村」のオフィシャルサイト