マイクロソフト、XNA Game Studio 2.0提供開始

マイクロソフトは、Xbox360とWindows向けのゲーム開発プラットフォームの最新版「XNA Game Studio 2.0」の提供を開始したことを発表した。

「XNA Game Studio 2.0」は、1年前に提供開始された「XNA Game Studio Express」をベースとしており、XboxLIVEやGames for Windows--LIVEを使用し、Xbox360とWindowsに対応したクロスプラットフォームのオンラインのマルチプレイヤーゲームを開発することができる。現時点で提供されているものは英語版のみで、日本語版の配信時期は後日発表される。

他にも、正規の学生や教職員を対象に「XNAクリエイターズクラブ」のアカデミックトライアルメンバーシップ制度を開始することを発表した。同制度は、2008年1月より「XNAクリエイターズクラブ」ライセンスを教職員や学生に対して無償提供するというもので、XNA Game Studio 2.0によるXbox360用のゲーム開発を教育目的であれば無償で行うことが可能となる。詳細は後日発表される。

また、「Dream-Build-Play」コンテストを再び行うことも発表し、「Dream-Build-Play 2008」のウォームアップとして「Silicon Minds Warm-Up Challenge」の受付が12月14日より開始される。本大会の詳細情報は、Game Developers Conference(GDC)の会場で発表されることとなっている。

(太田)

ゲーム開発ツール「XNA Game Studio 2.0」の提供を開始、LIVE対応のオンラインマルチプレイヤーゲームの開発を実現
マイクロソフトが運営するXbox.com内にある10月4日のニュースリリース