マイクロソフトより発売されるXbox360用ソフト「ヘイロー3」の発売日が、マイクロソフトが運営するXbox.comにて発表された。
同時に「ヘイロー3」のスペシャルサイトが公開され、初回限定版「ヘイロー3 リミテッドエディション」の情報も公開された。
「ヘイロー3 リミテッドエディション」は特製メタルケースパッケージ仕様で、メイキングDVD、ハードカバー仕様リファレンスブックが同梱される。
スペシャルサイトではキャラクター紹介やムービー、スクリーンショット、壁紙などが公開された。
公開されたムービーはE3のアナウンス映像で、収録時間は2分23秒となっている。
公開されたストーリーは次のとおり。
『時は2552年。
人類は長きにわたり地球外生命体の脅威と戦っていた。敵はコヴナントと称する好戦的巨大種族。「Halo」の起動こそが「大いなる旅立ち」の実現にながり、理想世界を実現すると信じる彼らの宗教体系にとって人類は異端の存在だった。
この「大いなる旅立ち」は、宇宙空間の各所に配置されたリング形状の兵器「Halo」を発動することから始まるという。この巨大なリングは、古代種族フォアランナーにより建造された生物が生存可能な惑星で、長く均衡を保ってきた。
この「Halo」をめぐる争いは熾烈を極め、一連の出来事を通じてさらに混迷を深めることになった。地球軍は、「Halo」の1つを発見し発動を阻止するため破壊に成功した。伝説の軍事プログラムSPARTAN-IIの最後の生き残り、マスターチーフことSPARTAN-117率いる少数の兵士たちが、苦闘の末、コヴナント軍を退け、「Halo」を跡形もなく消し去ったのだ。
さらに、第2の「Halo」の破壊は破壊現象の火種を全宇宙に広げ、コヴナント内部でも内戦を生じさせた。コヴナントを統率する預言者が数千年の間、故意に民衆を欺いていた事実が発覚したことから、コヴナント内はたちまち内戦に突入し、階層間に新たな同盟関係の枠組みが出現した。この内戦の結果、コヴナント軍司令官であったエリート種アービターは、人類と手を組むことを決断した。
結局、「Halo」はコヴナントを「大いなる旅立ち」に導くものでなく、全宇宙のあらゆる知的生命体を絶滅させるものでしかなかったのだ。この大破壊メカニズムは、全宇宙の最大の脅威に対する最後の手段として、フォアランナーにより構築されたものだった。その脅威とは、事実と異なることを猛進したコヴナントが過去10万年の間に2度までも解放したもの...知的生命体に寄生し、それを醜悪な操り人形に変えてしまう寄生生命体フラッドだ。思考能力のある生物の最後の1体までもが餌食になるまで、フラッドは活動を停止しない。
第2の「Halo」が発動した今、残りの「Halo」はすべて起動待機中の危険な状態になっている。さらに悪いことに、長年秘密にされてきた地球の位置がコヴナントに知られてしまった。コヴナントは「Halo」の本質に迫る重要な鍵をを探る過程で、人間の抵抗勢力をほぼ全滅させた。その鍵というのは、数千年の間、人類の足元、地球に埋もれてきたという。
勇敢で誇り高きアービターを見方に加えたとはいえ、地球軍の対抗勢力が乏しいことに変わりはなく、コヴナント指導者である真実の預言者の意志、そしてあらゆる生命体をむさぼるフラッドの存在に脅かされている。
残された時間はわずかとなった。全宇宙に生息する生命体の生きる希望が、1人の戦士「マスターチーフ」にたくされた。この長い戦いに決着をつける時がきた。』(ヘイロー3オフィシャルサイトより)
「ヘイロー3」は9月27日に7140円で発売。
(太田)
Xbox360専用シューティングゲーム『Halo3(ヘイロー 3)』2007年9月27日に発売決定!
マイクロソフトが運営するXbox.com内にある6月29日のプレスリリース
ヘイロー3
「ヘイロー3」スペシャルサイト