サーカスより発売されているWindows用ソフト「水夏 A.S+」が、Sweetsよりプレイステーション2用ソフト「水夏 A.S+ Eternal
Name」として移植発売されることが発表された。
それに伴いオフィシャルサイトがオープンした。
サイトは現在TOPページのみとなっており、作品に対するメッセージの受付が行われている。
Windows版のストーリーは下記の通り。
『海と山に囲まれた常磐村(ときわむら)。
常磐――“永遠に変わらない”と名付けられた村にも、やっぱり夏は訪れる。
帽子につり下げた鈴を鳴らしながら、“名無し”の少女が村を駆け抜けたとき、交わることのない運命の赤い糸が絡みあった……。
■第1章
思い出の地、常磐村に母と共に帰ってきた風間彰は、たまたま訪れた神社で水瀬伊月と再会した……。
その事が、彼の過去の記憶を掘り起こす。
伊月、彼女の双子の姉妹である小夜、そして彰……彼等の出会いと別れ。
過去と現代が交錯する中、彼等の運命は……。
■第2章
村人から変わり者と敬遠されている画家である父を持つ白河さやか。
彼女は、ただ一人心を許せる存在である上代蒼司と共に絵を描く事が、唯一の楽しみだった。
父親への反発、今は亡き母親への思慕。
そして蒼司への想い……。
彼等の夏は、咲き誇るひまわりと共に、無地のキャンパスに描かれていく。
■第3章
柾木良和は、恋人である京谷透子との日常の中で、ある違和感を覚えていた。
それは妹、柾木茜にも関連する事……。カウンセリングを受ける中、その違和感は彼の心の闇となり、次第に大きくなっていく。
茜、透子、良和……三人の関係は思わぬ方向へと進んでいく。
■第4章
旧家の因習に縛られるのが嫌で家を出た稲葉宏。
父の様態が悪くなったと聞き、七夕の夜、生まれ故郷である常磐村に帰って来た彼は、黒いぬいぐるみを抱いた不思議な少女と出会う。
黒い帽子と黒い服といういでたちの少女は、自分の名前を記憶していなかった。
だが、彼女や人語を解するぬいぐるみ“アルキメデス”と過ごし、心を通わせるうちに、その正体が明らかになっていく……。
宏にとって、特別な夏が幕を開けた。』(サーカスオフィシャルサイトより)
「水夏 A.S+ Eternal Name」は2007年夏に発売予定。価格は未定。
(会田)
水夏 A.S+ Eternal Name
「水夏 A.S+ Eternal Name」のオフィシャルサイト