任天堂の前社長で、現在は相談役の山内溥氏が、京都大学医学部付属病院に70億円を寄付することが明らかになった。
この寄付により、京都大学は新病棟を建設する。建設の理由としては、一部病棟の老朽化や分散という問題があり、新病棟の整備とともに病棟の一元化を図る構想を検討していたため、としている。
今回の寄付に関し、京都大学総長のコメントは下記のようになっている。
『このたび山内溥様から多額のご寄附をいただき、本学の附属病院の新病棟を建設することとなりました。
附属病院の病棟をご寄附で建設することは京都大学にとって初めてであり、山内溥様の格段のご好意に対し、心から感謝を申し上げ、敬意を表する次第であります。
本学としては、山内溥様のご意思をしっかりと踏まえ、このご寄附により、患者アメニティを重視した高度先進医療・最先端医療に対応できる新病棟を建設することといたします。
そして、教育・研究と並ぶ本学の重要な使命である医療を通じて、地域社会に大いに貢献していく所存であります。
山内溥様の本学の活動に対する深いご理解と格段のご支援に、重ねて御礼申し上げます。』(京都大学オフィシャルサイトより)
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