「FF11」次回バージョンアップ、新規コンフリクト「ブレンナー」追加
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「ファイナルファンタジー11」
の次回バージョンアップの概要の一部が発表された。詳細は下記の通り。(「ファイナルファンタジー11」オフィシャルサイトより) |
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『次回のバージョンアップでは「バリスタ」に続いて、新たなコンフリクト「ブレンナー」を追加します。
「バリスタ」では、当初コンクェストとの連動を考えており、所属国重視のチーム編成にこだわっていましたが、その場合どうしても編成に偏りができ、一つの遊びとして純粋に楽しみにくい状況が生まれてしまいました。
そこで、コンクェストとの連動よりも、1つの競技としての完成度を高めるという方向性に切り替えて開発作業を行ってきました。特に「アブダルスの箱庭-ゲルスバ」では、皆さんが自由にジュノから予約占有・往還でき、かつ、ルールも柔軟に設定できるようにし、多くのプレイヤーの方々が「バリスタ」を体験できるような仕様を導入しています。そして、この方向性の変更は受け入れられたと考えています。
「ブレンナー」でもこの方向性を引き継ぎ、同じくジュノから予約占有・往還できる専用エリアを用意し、そこでルールを設定して試合が開催できるようにします。(このエリアを使用するためには、拡張データディスク「プロマシアの呪縛」をインストールし、拡張コンテンツの登録を行っている必要があります)。
また、予約システムには次のような機能を追加し、参加希望者を集めやすくできるようにします。
・2日後までなら、どの時間帯でも予約可能に。
・予約者が予約に際して「参加募集中」を選ぶことで、参加希望者が予約管理NPCから同時間帯の予約アイテムを受け取れるように。
※「アブダルスの箱庭-ゲルスバ」の予約システムにおいても同様の機能を追加します。
ただし、予約占有だけになると、少なくとも1人は対戦相手を確保する必要のある対人戦において、参加者を集めるのが負担となったり、予約手続きなどを行なわなくても参加したいプレイヤーもいたりする問題の発生が想定されます。その回避策として、定期スケジュールで開催する「公式戦」を用意し自然と参加希望者が集まるようなシステムの導入も検討しています。
「ブレンナー」のスケジュールは「アブダルスの箱庭-ゲルスバ」同様、地球時間で区切っていますが、その結果、どうしてもヴァナ・ディール時間単位で開催されている「バリスタ」公式戦と時間帯が重なる場合が出てきてしまいます。これに関してはとても悩んだのですが、開催日程の分かりやすさを一義に検討した結果、やはり地球時間単位での開催にした方が良いと考えて、このような仕様にしました。もちろん、「ブレンナー」と「バリスタ」の公式戦が極力重ならないような工夫や調整は行っていきます。
また「バリスタ」では、参加条件にバリスタライセンスの取得を必須にしましたが、それが参加への壁となっていたことも事実です。そこで「ブレンナー」への参加は、所属国・ランクに関係なく、事前クエストも設けないようにします。
試合内容に関して、1対1の勝負を望む声が少なからずあることは認識しており、実際に企画も検討しましたが、やはり「ファイナルファンタジーXIの戦闘における面白さのポテンシャルを最大限に引き出せるのは集団戦である。」という結論に達し、バリスタ同様2チームに分かれての集団戦という試合形式を採用しました。
もちろん、バリスタとは根本的なルールが異なっています。簡単に説明しますと、同数の燃焼装置が各チームに配置され、相手チームの燃焼装置から炎を奪い、自チームすべての燃焼装置に炎を点火させ、炎を守るのがゲームの目的です(炎の数は全燃焼装置の数の半分です)。ただし燃焼装置はHPを持っており、一定量のダメージを与えないと炎を奪うことはできません。
また「ゲートブリーチ」は存在しません。「バリスタ」では相手を戦闘不能にさせることが得点に結びつくデザインにしており、これ自体は成功したと考えていますが、「ブレンナー」では攻守のメリハリをつけ、自然と対人戦が発生するようにデザインしています。
逆にバリスタとの共通部分もあります。「テンポラリ属性アイテム」、「スプリント」など、好評をいただいたいくつかのシステムはそのまま引き継ぎます。その上で、バリスタとは違った手応えを感じていただけるような設計をしています。
そして「バリスタ・ロワイヤル」の開催を通じてより一層強く感じたことですが、固定メンバーでのコンフリクトを楽しみたい、という皆さんからの要望に答えるためにリンクシェル同士での試合を行なえる仕組みを「ブレンナー」に導入します。
今のところ、リンクシェル同士の大会などを用意しているわけではありませんが、リンクシェルイベントやユーザーイベントなど、多様な遊び方ができる機能をこれからも検討していきたいと考えています。』
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