【コラム】「DQ7」VS.「FF9」だけで今年は終わらない |
二大大作RPG「ドラゴンクエスト」(以下「DQ」)「ファイナルファンタジー」(以下「FF」)の最新作が7月・8月と発売されました。既にクリアーしてほっとした人、時間がなくあまり進んでいない人など、さまざまな人がいるでしょう。一気にゲーム界を代表する2作が出て、もうお腹一杯と思った人もいるのではないでしょうか。ですが、今年はまだこれだけでは終わりません。
実は、年末には再び「DQ」「FF」が発売されたりします。『7・8月に出たばかりなのにまたか!?』などと思う人も多いでしょうから、今回はこの2つを紹介していきます。
まず「DQ」では、ゲームボーイカラー用ソフトとして12月8日に「ゲームボーイ ドラゴンクエスト3
そして伝説へ…」が発売。ご存知ファミコンで発売された3作目をリメイクしての登場となります。ゲーム画面はより綺麗になっているほか、新たな要素としてメダル集めも加わり、以前プレイした人も新鮮な気持ちで楽しむことが出来ます。「DQ3」はシリーズでもっとも支持されているので、今までプレイする機会がなかった人もこれを機に冒険してみてはどうでしょうか。
次に「FF」。これは12月9日に新発売の携帯ゲーム機「ワンダースワンカラー」(以下「WSC」)の初期ラインナップとして登場します。WSC版「ファイナルファンタジー」も、ファミコンで発売されたシリーズ1作目となるゲームで、こちらもリメイクされ、今風のシステムになっているのが特徴。今回、WSCの発売と同時に出ることもあり、本体とセットになった同梱版も発売されます。この同梱版の本体は特別仕様となっているので、「FF」を購入予定ならぜひこちらの同梱版をゲットしよう。限定生産なので要注意!!
この2作は、両方とも携帯ゲーム機で発売され、しかも1日しか発売日が違わないこともあり、今年2回目の「DQ」VS.「FF」といわれています。実際は、既に多くの人が所持しているゲームボーイカラーで発売される「DQ」の方が実売では上を行くでしょう。だが、「FF」の方はWSCの命運と共に歩むため、どれくらいWSCの販売に貢献するのかも含め、見守っていきたい所。今後、WSCで「FF2」「FF3」のリメイクも予定されている点にも注目したい。
どちらもゲームの歴史に大きく影響を与えてきた作品です。できれば両方をプレイし、それぞれの良い部分を堪能してはどうでしょうか。 |
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